【申込締切2024/12/6】第 34 回「あすなろ夢建築」大阪府公共建築設計コンクール

2024.11.25

CONPETITION

【概要】

今年度の設計課題は、大阪府営羽倉崎住宅(以下、「本住宅」という。)の集会所です。
本住宅は、泉佐野市の南海電鉄「羽倉崎駅」から南東へ徒歩約10分の場所に位置しています。
昭和30年代後半に建設された本住宅は、敷地面積約4.9ha、住戸数約400戸の団地であり、今後、住棟、集会所の建替工事を行う予定です。今回課題となる集会所は、団地の中央に位置する給水塔を撤去した後、その場所に計画するものとします。
本住宅の周辺は、中低層の住宅が建ち並び、各所に田畑がみられます。北東側には大規模災害時用施設として広域避難場所に指定されている末広公園があり、多目的グラウンドや市民総合体育館・プールが併設されています。団地から約1km圏内に市立の小中学校やこども園があります。また、市道上町末広線を挟んだ北西側には、既に建替済の泉佐野東羽倉崎住宅があり、南海羽倉崎駅より海側には、イオンモールやコーナン、りんくうプレミアムアウトレットが立地しています。近くに国道26号等の大きい幹線道路やスポーツ施設がありますが、団地内は閑静で、いずみさのコミュニティバスのバス停もあり、生活のしやすい環境です。
現在の集会所では自治会による集会活動のほか、「ふれあいリビング」等憩いの場としても利用されています。また、地域住民による健康増進イベント「泉佐野元気塾」も毎月開催されています。近年は、夏場に「はぐら夕涼み会」も実施され、縁日やキッチンカーが出店されるなど活発な自治活動が行われています。
昨今、働き方や価値観の多様化、一人暮らし世帯の増加など、様々なライフスタイルが登場しています。また、災害や異常気象に対する防災意識も高まっており、今後さらに住民間の人間関係の確立や相互理解、助け合い等が重要となるでしょう。
これらを踏まえ、更なる住民間の交流の場や憩いの場、健康長寿のための活動拠点や自主防災活動の拠点など、住民間の多様な活動を支える場としての機能を備える、「人と人とをつなげる場」となるような集会所の提案を募集します。

【テーマ】

人と人とをつなげる場

【応募資格】

大阪府内に所在する学校のうち、学校教育法の規定による工業高等学校(工科高等学校)・短期大学・工業高等専門学校・専修学校・各種学校及び、職業能力開発促進法に基づく高等職業技術専門校の※建築関連学科に在籍する学生・生徒であり、個人又は3名以下のグループ(共同制作)での応募とします。
※建築関連学科とは、建築学科・インテリアデザイン学科など、建築設計に関する授業を行っている学科を指します。

【募集区分】

第1部(高校生の部)      工業高等学校(工科高等学校)に在籍する生徒
第2部(専修学校生等の部)  短期大学・工業高等専門学校・専修学校・各種学校及び、高等職業技術専門校に在籍する学生

【スケジュール】

応募登録   令和6年9月9日(月)14:00?令和6年12月6日(金)17:00
作品受付   令和7年1月6日(月)~令和7年1月14日(火)
入選発表   令和7年2月予定
入選作品展示 令和7年2月~令和7年3月予定
表彰式    令和7年3月上旬予定
作品返却   令和7年3月3日(月)~令和7年3月31日(月)

【審査員】

審査委員長
岩田 章吾(大阪芸術大学芸術学部建築学科教授)
審査委員
下村 泰彦(大阪公立大学名誉教授)
角田 暁治(京都工芸繊維大学デザイン・建築学系教授)
阿曽 芙実(阿曽芙実建築設計事務所)
小川 悟 (大阪府都市整備部住宅建築局住宅経営室住宅整備課長)
淺尾 宏 (大阪府都市整備部住宅建築局公共建築室長)

【賞・賞金】

グランプリ1点
図書カード1万円分

準グランプリ1点
図書カード1万円分

優秀作品賞2点
図書カード5千円分

佳作3点
図書カード2千円分

奨励賞3点程度
図書カード千円分

【主催】

大阪府、公益社団法人大阪府建築士会、大阪府住宅供給公社