2024.11.25
CONPETITION
【申込締切2024/11/30】第26回「人と建築」フォトコンテスト
2024.11.25
CONPETITION
2015年から始まったCLTコンテストは、
CLTの可能性を最大限に引き出す具体的な設計提案を期待して、
2022年度から「CLT DESIGN AWARD ‐設計コンテスト‐」と名称を変更し、
よりクリエイティブなコンテストとして進化しました。
本コンテストでは、創造性に富み、環境に配慮した実現可能なCLT建築物の設計提案を募集します。
コンテストを通じて、CLTの普及やCLTを利用した工法等の新たな技術開発を促進し、
都市の更なる木造・木質化と持続可能な建築の推進を目指します。
募集テーマ 地域の交流場となる図書館
「地域の交流場となる図書館」は、単なる書籍の収蔵場所を超え、地域社会の中心としての役割を果たす場所です。児童から高齢者まで、誰もが利用しやすく、人々が気軽に立ち寄りたくなる空間であり、書籍に加えて、電子書籍やデジタルアーカイブを活用した多様な情報アクセス手段を提供し、創造的なプログラムやコンテンツを通じて、訪問者が自己表現を楽しめる環境を提供します。また、地域の文化を育み、地域住民の絆を深める場として機能する場所です。
これらの要素を持つ図書館を、CLT(クロス・ラミネイティッド・ティンバー)を活用した低層建築で設計してください。人々が自由に集い、交流しながらも、それぞれのウェルビーイングを高めるような環境を築くことができる、図書館の新しい姿を描き出す革新的な設計提案を募集します。
●建設地に関しては、実在する図書館を想定し、地図や写真などで具体的に明示して、当該地域の関係法令等に適合した提案としてください。
●材料調達方法を想定して計画し、設計をしてください。
●建物のメンテナンス方法を提案に含めてください。
●環境配慮に関しては、施工時や建物の省エネルギー化、低炭素化、創エネルギー等を意識し、作品内に示してください。
●工法・構造に関しては、鉄筋コンクリートや鉄骨、CLT以外の木質材料など、他の材料・工法と組み合わせてCLTを部分的に利用する提案も広く受け付けます。構造、意匠、設備、性能(防耐火、遮音、温熱、耐久性、施工等)上、解決すべき様々な課題があります。これらの課題に対する提案を含んだ内容としてください。また、告示を超えた大臣認定等を想定した提案の場合は、その意図が分かるよう表現してください。
●SDGs(持続可能な開発目標)の17項目のうち、特にCLTの活用と関連が深いのは、11「住み続けられるまちづくりを」、12「つくる責任つかう責任」13「気候変動に具体的な対策を」、15「陸の豊かさも守ろう」等です。
本コンテストの趣旨を踏まえ、以下の項目を考慮して審査します。
①技術的課題に対する具体的かつ効果的な提案が含まれているもの
②CLTが使われている理由が明確かつ普及効果があるもの
③国内林業・木材産業の振興に資するもの
④CLTを使用した工法の新たな技術開発に資するもの
⑤建物の建設および使用等における環境配慮がされているもの
審査委員の合議により各賞を選定します。
農林水産大臣賞
1点(副賞:賞金50万円)
国土交通大臣賞
1点(副賞:賞金50万円)
環境大臣賞
1点(副賞:賞金50万円)
日本CLT協会賞
1点程度
応募作品締切
2024年12月2日23:59必着
審査会
2025年1月下旬
結果発表
2025年3月7日
※入賞者は、2025年3月7日に東京都内にて開催予定の表彰式にご出席いただきます。
※表彰式参加のための交通費は事務局にて負担いたします。
※表彰式の日程は変更となる場合がございます。
審査委員長
三井所 清典
芝浦工業大学 名誉教授
審査委員
腰原 幹雄
東京大学生産技術研究所 教授
NPO法人team Timberize 理事
審査委員
安井 昇
桜設計集団一級建築士事務所 代表
NPO法人team Timberize 理事長
審査委員
原田 真宏
芝浦工業大学建築学部 教授
石川 敦子
国立研究開発法人 森林研究・整備機構
森林総合研究所 木材改質研究領域 領域長
特別審査員
長澤 悟
東洋大学 名誉教授
教育環境研究所 所長
国立教育政策研究所 客員研究員
●設計の実務経験者、建築を学ぶ学生(大学生、専門学校生、高校生等)。
●個人での応募のほか、企業・団体・グループ単位での応募も可能です。
●CLT設計の実績の有無は問いません。
●年齢や性別等の制限はありません。
応募者単位(応募者1名もしくは1グループ)につき1点。
一般社団法人 日本CLT協会