2024.11.21
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2024.06.26
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ITOCHU SDGs STUDIOではSDGs実現に向けて、社会や日常の課題を解決するオノマトペを体験できる展示『オノマトペ処方展』を4月1日(月)~7月15日(月・祝)に開催いたします。
AIにもことばをつくりだせる時代に、まだ人間にしか生みだせないことば、オノマトペ。オノマトペは、「ニャーニャー」「ドンドン」といった物理的な音を表す擬音語と、「キラキラ」「ワクワク」といった、実際には音を伴わない状態や心情を表現する擬態語を総称した言葉です。日本は、世界でもオノマトペの数が特に多く、「オノマトペ大国」と言われている一方で、オノマトペは幼稚な言葉とされ、過小評価されてきました。しかし、オノマトペは、直感的に感情や感覚を表現でき、他者と情報を共有しやすいという特徴から、その実用性が注目されている言葉でもあります。実際に、医療現場で患者が医者に痛みを伝える手段や、聴覚に不自由を感じる人がスポーツ観戦をより楽しめる手段として、社会の様々な場面で活用されはじめています。また、子どもが言語を獲得する際に、オノマトペが支えになることも研究で明らかになってきました。
そのような背景を踏まえ、「オノマトペ処方展」は、オノマトペの「社会で活用できる実用的な言葉」としての性質に光を当て、オノマトペについて考え直すきっかけを提供します。薬局をコンセプトに、親子、スポーツ、医療、友人関係、ビジネス、SNSなど様々なシーンにおけるコミュニケーションのお悩みに、オノマトペを「処方」してみることで、オノマトペの実用性を子どもから大人まで楽しみながら学べる体験型の展示です。全体監修は、オノマトペをテーマにした著書「言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか-」で新書大賞2024のグランプリを受賞された、今井むつみ先生と秋田喜美先生です。
ぜひ、本展示でオノマトペを“パクッ”と口にして、その効き目を“モグモグ”、味わってみてください。
2024年4月1日(月)から7月15日(月・祝)
入場料無料
11:00から18:00
混雑状況により入場制限をする可能性がございます。定員に達した場合、ご入場いただけない場合がありますので予めご了承ください。
月曜日(※月曜日が休日の場合、翌営業日が休館)
ITOCHU SDGs STUDIO