2024.11.21
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【終了予定2024/12/1】20世紀の絵画とガラス工芸
2024.01.22
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山口市における映画館の歴史を、市民の記憶と残された資料などの記録を通じて辿る展覧会です。
山口市は日本で数少ない映画館が存在しない県庁所在地と言われていますが、かつては10館以上の映画館が存在していました。本展では、映画館が稼働していた時代の地域の記憶を、地域に眠る資料や、200名を超える関係者らのインタビューを通じて振り返っていくものです。会場には、当時のポスター、記録写真、印刷物、道具類などの資料とともに、映画館の位置を記した地図、年表、映像資料などを展示するほか、アーティストの志村信裕の映像作品「Afternote」を上映します。また関連イベントとしてワークショップやトークイベントを開催するほか、山口にゆかりのある映画の特集上映も実施します。
展覧会は、会場となるスタジオBの手前、2階ギャラリーに展示するマップと年表からスタートします。マップには映画館のあった場所および外観写真などが掲載されます。年表には、かつて山口市に存在した10館を越える映画館がいつ開館して、いつ閉館したのか、その時期を記しています。ここには、大正、昭和、平成、令和にかけての山口市の歴史のほか、芝居小屋から映画館への変化や、無声映画からトーキーへの変化など、メディア史の変遷も盛り込んでいます。
スタジオBには、現在のスライド映写機の原型とも言える明治時代の「幻灯機」(山口市歴史民俗資料館蔵)や、映画館の前身となった芝居小屋の資料、1929年に制作された山口を映す最古の映像とも言われる『甦生(こうせい)の大山口』(1929年)が来場者を迎えます。他にも、写真資料やかつての映画ポスターの資料、山口市内で開業していた看板職人の道具類やスケッチブック、割引券などの資料や、山口大学の映画サークル「ワカバ会」に関する資料なども展示します。
そして、今回の展示のためにアーティストの志村信裕が制作した展覧会と同名の新作の映像作品『Afternote』を会場内の巨大スクリーンで上映します。志村は過去にYCAMで35mmフィルムの映写に従事していた経験を持ち、制作にあたってYCAMのスタッフとともに、山口市内の資料の調査や、200名を超える関係者らのインタビューを敢行。本作は市民にとっての映画館の記録と記憶を綴ったドキュメンタリー映像となります。
2023年11月25日(土)から2024年3月17日(日)
時間:10:00 ? 19:00
休館日: 火曜日(火曜日が祝日の場合は火曜日開館し翌日休館)
年末年始休館