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おさんぽギャラリー #01 企画展「Material, or 」

2023.10.22

#01「そもそもを思い出す」


建築・アート・ギャラリーが好きな普通の社会人が
散歩しながら巡ったスポットを紹介していくブログです。

※ネタバレしません!!
ネタバレしない程度に感想をふんわりとお伝えしていきます。



ということで、初回は

21_21 DESIGN SIGHT 企画展「Material, or 」

そうです、通称「マテリアル展」です。

やっぱり初回といえば、『21_21 DESIGN SIGHT』でしょ!ということで、面白いと聞いていたマテリアル展に行ってきました。

久々の21_21だったのですが、いつ来ても開催される企画展が面白いので絶大なる信頼の
21_21 DESIGN SIGHT。
21_21 DESIGN SIGHT 外観21_21 DESIGN SIGHT 外観

まずは、建築物の紹介をさらっと。
設計は、建築家の安藤忠雄さん

「光の教会」
「秋田県立美術館」
「こども本の森中之島」
「表参道ヒルズ」
「地中美術館」

なども設計されています。
一度は安藤作品に足を踏み入れたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

『21_21 DESIGN SIGHT』は2棟で3つのギャラリーとショップからなる美術館です。
マテリアル展が行われているギャラリー1&2は、地上1階地下1階の敷地周辺の建物と比べると、
低層な建築で、周辺環境に馴染むように設計されています。

建物内に入ると主となる展示スペースは地下1階。
打ちっ放しコンクリートの少し冷たい印象とは異なり、中は自然光が入り込むことで、晴天時は地下ということを忘れるくらい明るいです。
企画展の展示内容と構成によって、色々な表情を見ることができる21_21 DESIGN SIGHT。

ぜひ、お時間ある際に、興味のある展示の際に、足を運んでみては。


さてさて
ネタバレしない程度に今回のマテリアル展について。

“マテリアル” すなわち “材料” “原料” という意味ですが、

「身近にあるもののマテリアルを捉え、
 マテリアルを通してそのモノを再考し、
 新たなマテリアルを創造する」

そんな解釈を受け取れる展示でした。

モノの捉え方、考え方、ベクトルや見方を自身が見つめ直すこと
「“そもそも”という思考をもつ」
というメッセージ性を展示の節々に感じます。


わたしはギャラリーや展示が好きな理由として、
それをつくった人、考案した人、設計した人の頭の中や思考を見ることができる
自分の解釈とは異なる解釈を知ることができる、などがあって。
自分以外の人の考え方をもらえるから好きなんだなと。


その他の人の考え方やアイデアを知りたい
今、自分の中で煮詰まっていることがあって新しい風を吹かせたい

そんな方におすすめの展示です。


マテリアル展 気になった方はこちら
企画展「Material, or 」@21_21DESIGN SIGHT

以上、チャイでした。






【チャイ プロフィール】
・大学の建築学科卒(Sakuramenスタッフ唯一の2級建築士、1級を勉強中)
・建築好きのちょっと変人AB型
・座席好き(電車・バス専門、撮り・乗り鉄とは異なる、単なる座席好き)
Instagramの中の人。撮影・編集・投稿を一人で担当。
・好きな住宅:清家清さんの「私の家」