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おさんぽギャラリー #07 「デ・キリコ展」@東京都美術館

2024.09.20


建築・アート・ギャラリーが好きな普通の社会人が
散歩しながら巡ったスポットを紹介していくブログです。


今回は、東京都美術館で開催されていた「デ・キリコ展」
会期は4/27(土)~8/29(木)

後輩におすすめされ、足を運びました。
絵画展は友人に誘われないと自分から行くことはあまりないのですが、、、




挑もう!!

東京都美術館入り口
本日快晴、東京都美術館入り口です


東京都美術館といえば、晴れの日はもちろん、雨の日も雰囲気が良くて好きなのですが、
日中と夜とで外観の印象が少し変わるのもおすすめポイント。

展示棟のガラス張りから見える館内の灯と、各棟のカラーが昼と夜とでは雰囲気が違って、これまた綺麗なんです。

夜間に展示を見れる期間もあるので、気になる方はぜひ。

デ・キリコ展入り口
ついに来ました、入り口です

絵画展もあまり行かない、デ・キリコもよく知らない私が訪れた理由は
音声ガイド・ムロツヨシさん


音声ガイドがなんと、ムロツヨシさん!!!(切り抜きで失礼します)

好きなんです、ムロさん

これは行かないわけにいかない、ということで後輩からおすすめされ即実行です。


(絵画展若葉マークのわたしは、音声ガイドさんにいつも助けられていまして、今回も音声ガイドなしでは雰囲気理解で美術館をあとにするところでした。)


なんといっても、まず声が良い...!

入り口の再生番号1だけで、5回は聴いた気がします。
1番と最後の音声ガイド最高でした。



そして本編、デ・キリコ展

初デ・キリコ作品
モチーフにしたものや、年代を追ってデ・キリコの思想が分かるような展示でした。

人物画も印象的でしたが、

そのなかで特に気になったのは、額縁のような役割をする幾何学の四角形や絵画内の絵画、
フレームや窓枠など枠や縁取りを想起させるものが多く、その世界観に惹き込まれました。

さらに、
展示空間もそのフレームや枠を思い起こさせるような空間構成で、
前の展示エリアから隣の展示エリアがフレーム越しに見えるような演出も感じられ、
え、すごいと大感激でした。

音声ガイド目的で足を運びましたが、デ・キリコの世界最高でした


次も新しい出会い、楽しみです。

以上、チャイでした。


【チャイ プロフィール】
・大学の建築学科卒(Sakuramenスタッフ唯一の2級建築士、1級を勉強中)
・建築と演劇好きのちょっと変人AB型
・座席好き(電車・バス専門、撮り・乗り鉄とは異なる、単なる座席好き)
Instagramの中の人。撮影・編集・投稿を一人で担当。
・好きな住宅:清家清さんの「私の家」