建築・アート・ギャラリーが好きな普通の社会人が
散歩しながら巡ったスポットを紹介していくブログです。
今回は、虎ノ門で開催されていた
「TORANOMON LIGHT ART(虎ノ門ライトアート)」というイベントを紹介します。
2023/11/13(月)~2024/01/08(月)まで、
虎ノ門ヒルズエリア、新虎通りエリアで開催されていた
街中に展示されている光のアート作品を巡って、街歩きを楽しむ回遊型イベント。
インスタレーション的な作品が多く、
普通にしていたら通りすぎてしまうような
街にオブジェとして溶け込んでいる作品も多かったです。
今回が初開催らしく、世界最大級のライトアートフェスティバルを運営するオランダ・アムステルダムの団体とパートナーシップを結んで開催されたイベントらしいです。
日本っぽくない展示で、街との違和感や可愛らしさが同居するような作品が愛おしかったです。
そろそろ暗くなって見頃かな~というくらい時間に虎ノ門到着。
実際に見た作品をいくつかご紹介。
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My Light is Your Light
[ by Alaa Minawi / Lebanon ]
曲線を描いたネオンチューブで等身大であろう人間像が表現されている作品。
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On the Wings of Freedom
[ by Aether & Hemera / Italy ]
光で表現されたお花畑だと思っていたが、実際は蝶をモチーフにした作品でした。
風でゆらゆらと揺れる群衆が、表情を変えて印象的だった。
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Absorbed by Light
[ by Gali May Lucas / UK ]
これが一番、刺さるものがある作品だった
作品としては、3人の人物像の間に座り、参加型アートとして楽しむようなかたちがあると思うが、
現代にありふれた光景を切り取っている描写が印象的。
目の前のスマホに夢中になり、外界に目も向けない、気が付けないことを風刺している作品だと思う。
ホームページによると、『ここを訪れる人たちは作品である人物たちの間に座ることで、こうしたスマートフォンをいじるユーザーたちの行為が他社にどのような影響を与えているかを体験することができる。』とある。
(
虎ノ門ライトアート公式ホームページ)
インスタレーションをはじめとした現代アートは、
作者の今の気持ちを予想する・想像する行為を経由している気がして個人的に好きです。
どこの国のアーティストの作品であっても、風刺的な想いや世界平和などを願った作品が多いですが、
自分が想像していなかった部分まで表現されていたことに気が付いたときが非常に楽しいなと思います。
以上、チャイでした。
【チャイ プロフィール】
・大学の建築学科卒(Sakuramenスタッフ唯一の2級建築士、1級を勉強中)
・建築と演劇好きのちょっと変人AB型
・座席好き(電車・バス専門、撮り・乗り鉄とは異なる、単なる座席好き)
・Instagramの中の人。撮影・編集・投稿を一人で担当。
・好きな住宅:清家清さんの「私の家」