2024.11.21
EVENTS
【終了予定2024/12/1】20世紀の絵画とガラス工芸
2023.11.21
EVENTS
サーベイランスシステムがいつの間にか網の目のように街中に張り巡らされている。
目に見えない「監獄の誕生」が現前化し、現代社会において私達が統制され監視されていることに気づかされる。目に見えない監視体制で、監視される側が芸術表現をどのように捉えていくのかということが、今回のテーマである。 功利主義をとなえ「最大多数の最大幸福」をめざして刑務所を設計したイギリスの哲学者ジェレミー・ベンサムは、パノプティコン(一望監視)を構想した。そして、ミシェル・フーコーは、一望監視が滲透し「監視社会」によってまさに現代の「監獄の誕生」を予見したのである。このような視点に基づいて「奪われた自由への眼差し」展を構想することとなった。
1954年インド・ムンバイ生まれ。
1970年代に渡英し美術を学び、現在では英国を代表する彫刻家として国際的に高い評価を得ている。
1990年のヴェニス・ビエンナーレ英国館での個展、同年のターナー賞受賞、1992年ドクメンタ出展などをはじめ、その後主要な国際点への参加や欧米の美術館での個展を開催してきた。欧米的な価値観の域を超えた、東洋的な思想に基づくカプーアの作品の独自性は、強く人々の心を捉えると同時に、鑑賞する誰もが作品に入り込める、視覚的な喜びや作品体験を純粋に楽しめる親しみやすさも持っている。
2023年11月23日(木) - 2024年1月28日(日)
11:00 - 20:00
※2024年1月2日のみ、13:00 - 20:00
2023年12月31日(日) - 2024年1月1日(月)
GYRE GALLERY
東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F
アクセス
GYRE/スクールデレック芸術社会学研究所
飯田高誉 (スクールデレック芸術社会学研究所所長)
会場設計:梅澤竜也 (ALA INC.)
デザイン:乗田菜々美 (graphic potato)
意匠協力:C田VA (小林丈人 + 髙田 光 + 太田 遼)