やまなしメディア芸術アワード2023-24

2023.09.08

CONPETITION

【開催趣旨】

山梨県では、創造性に溢れる地域社会をめざして、『やまなしメディア芸術アワード2023-24』を開催します。
『やまなしメディア芸術アワード』(YMAA)は、高い表現力や想像力あるいは高度なデジタル技術の技能を有する人材育成を目的としており、独創性の高い作品を顕彰するとともに、未来を構想する表現者たちのプラットフォームと位置づけています。第3回となる今年度は県内各所の文化拠点と連携し、入選作品展を同時開催して受賞作品を決定します。

新たに「Y-CRYSTAL(山梨県賞)を設け、山梨の地域特性(自然・文化・風土・歴史・産業など)に新たな価値や意味を創出する作品を募集します。世界中で経済活動や社会構造が大きく変化するなか、自然環境や歴史風土に根ざすことの意味を問いなおし、メディア・テクノロジーの位置づけやあり方に新たな提案を与える、革新的な作品が寄せられることを期待しています。

本公募プログラムの開催を契機として、山梨県は芸術文化創造のインキュベーションとなり、新しいクリエイター育成や産学連携の継続的な活動を維持することで、豊かな地域社会の実現に向けて取り組んでいきます。
(公式ホームページより抜粋)

【対象作品】

■対象作品■
一次審査にてウェブ上で閲覧、実行、動作、記録を確認でき、オリジナルな表現であればジャンルは一切不問です。


先端的なメディア・テクノロジーを駆使している作品はもちろんのこと、テクノロジーに批評的な視点を持った作品、これまでの定義では評価しがたい挑戦的な作品、これから芸術作品と呼ばれるような新しい表現など、多くの方々の応募をお待ちしております。

例:映像作品、アニメーション、グラフィック、インスタレーション、パフォーマンス、インタラクティブアート、モーショングラフィックス、ゲーム、スマートフォン及びタブレット用アプリ、デジタルアート、デジタルガジェット、Webデザインなど

■作品規定■
・応募する作品数に制限はありませんが、受賞は1応募者につき1作品まで
・他のコンテストに応募した作品も応募可能だが、当該コンテストにおいて受賞した作品を除く
・応募者は作品の著作権を有することが必要
・応募作品を山梨県内で発表できること。最終審査は展覧会形式で行うが、オンライン発表も可能
・入選した場合、発表にかかる費用設置/撤去および輸送費などを1作品あたり上限15万円まで補助あり
・入選作品の設置場所や発表形式については、開催趣旨および法令や安全対策などの諸事情を踏まえて、入選者本人との協議の上で決定
・特記事項を必ずお読みください。

【公募概要】

■募集期間■
令和5年9月15日(金)~11月30日(木) 17:00 必着

■応募資格■
・性別、年齢、国籍、個人、グループ、プロ、アマを問わないが、応募者(グループの場合は、すべてのメンバー)は本募集要項の各条件を満たすこと
・未成年の方が応募する場合は、保護者の同意の上、応募
・日本在住であること。海外在住の場合は作品審査に際して国内の協力者がいれば参加可能
■応募料■
無料

【応募方法】

■手順1:作品のアップロード
動画配信サービス、画像の投稿・共有サイト、ご自身のウェブサイト等に応募作品をアップロード

■手順2:フォームからエントリー
本ウェブサイトの応募フォームに必要事項(作品アップロード先URL、作品サムネイル画像、作品発表の形式等)を入力し、送信

■募集要項■
公式ホームページ上の「募集要項(PDF)」をご確認ください

【審査】

■審査方法■
審査は2段階で行われます。
1.一次審査
提出された内容を元に、審査委員が『やまなしメディア芸術アワード2023-24』の入選作品を20作品選定します。
2.最終審査
一次審査において、選考された20作品について、審査委員が入選作品展にて作品を審査し、最終審査会で『やまなしメディア芸術アワード2023-24』の受賞作品を決定します。

■審査委員■
青柳 正規(審査委員長)
山梨県立美術館館長、多摩美術大学理事長、元文化庁長官
荒牧 悠
アーティスト、多摩美術大学美術学部統合デザイン学科講師
高尾 俊介
クリエイティブコーダー、甲南女子大学文学部メディア表現学科准教授
山形 一生
アーティスト、2022年度Y-GOLD受賞

■審査基準■
・独創性の高い企画や清新な表現に相応しいメディアやテクノロジーを用いているか
・新しいことにチャレンジする姿勢が感じられるか
・テクノロジーをめぐって批評性やメッセージ性を持っているか
・既存のジャンルや分野を超えて、未来への大胆な提案が作品として結実しているか
・ユニークな発想や工夫で驚きや発見をあたえているか

【表彰】

■賞状・副賞■
最優秀賞、優秀賞及び山梨県賞の受賞者には、それぞれ賞状、副賞が贈られます。
◇Y-GOLD(最優秀賞):1点(賞状、副賞50万円)
◇Y-SILVER(優秀賞):2点(賞状、副賞20万円)
◇Y-CRYSTAL(山梨県賞※):1点(賞状、副賞50万円)
※山梨県の自然・文化・風土・歴史・産業など、地域特性を再発見する作品を募集します。
例:県内で創作された作品、伝統的な技術とテクノロジーの協働作品、県産素材を用いたメディア表現、地域資源から着想した映像作品、リサーチベースのアートプロジェクトなど。

【スケジュール】

■入選発表:令和6年1月上旬予定 (公式ホームページにて)
■入選作品展:令和6年3月 ※3月2日~31日を予定 (甲府市、富士吉田市、北杜市内各所)
■受賞発表:令和6年3月中旬予定 (公式ホームページにて)
■表彰式:令和6年3月中旬予定 (開催場所は後日、受賞者に案内)

【主催・後援】

■主催:山梨県
■後援
・多摩美術大学
・東京藝術大学大学院映像研究科
・山梨大学
・山梨日日新聞/山梨放送
・テレビ山梨
・エフエム富士
・エフエム甲府