第1回膜構造コンテスト

2023.09.01

CONPETITION

【概要】

「Inflation」とは「膨張」の意であり、宇宙論においてはビッグバン以前に起こったとされる、宇宙誕生直後の急激な空間の拡大を表す用語として知られています。

一方、宇宙建築分野における膜構造は、その軽量性や変形の容易性から度々注目されていますが、当然これらの膜構造コンポーネントは、運搬する際には萎んだ状態や畳まれた状態にされることがほとんどですので、宇宙での膜構造建築は地球上より更にそれがもつサイズの可変性、すなわち「収縮」と「膨張」が重要になります。

また、サイズの可変性が高ければ、異なる環境や空間リソースに同じコンポーネントを使いながらも、状況に合わせた柔軟な建築が作れるかもしれません。

本コンテストでは宇宙空間での居住空間、生活するのに欠かせないインフラ設備や、食べ物を作り出す農業など、宇宙での暮らしを想像した柔軟なアイデアを募集します。(公募ホームページより抜粋)

【テーマ】

宇宙×膜構造建築  「宇宙~inflation~」

【参加資格】

日本国内の専門学校、短大、大学、大学院において、建築/デザイン/宇宙などを学ぶ学生の個人またはグループ
国籍は問わない

【要求図面】

・提案主旨
・配置図
・立面図
・パース(模型写真、3次元CGなど可)
 をA1サイズ1枚にレイアウトしたデータをメールにて提出。
※縮尺は自由
※データ名は代表者名
※提出するデータはPDFとし、50MB程度以下とする ※事務局より送付された作品シートを添付し送付

【賞】

最優秀賞 1名:賞金30万円+賞
※受賞作品はメディアでの掲載を予定しています。
優秀賞2名:賞金5万円+賞状

【審査】

審査は2段階で行います。
一次審査:書類審査
最終審査:公開プレゼンテーションによる審査

【結果発表】

一次発表:2024年2月中旬
最終発表:2024年3月中旬 公開審査において

【審査会場】

東京都内某所予定
※表彰式終了後、最優秀賞の学生たちと審査員長山口氏との対談(座談会)を予定しています

【審査員】

山口産業株式会社 代表取締役 山口 篤樹 氏/審査員長
山口産業株式会社 設計部顧問 黒木 二三夫 氏/審査副員長
佐賀大学 名誉教授 元宇宙開発事業団 (現JAXA) 新井 康平 氏
日本防災研究所 防災設計コンサルタントグループ 佐々島 暁 氏

【スケジュール】

募集開始:2023年9月4日(月)
募集締切:2024年1月26日(金)
1次審査:2024年2月中旬
最終審査:2024年3月中旬

【提出締切】

2024年1月26日(金) ※必着

【主催】

山口産業株式会社