2025.12.25
EVENTS
【終了予定2026/2/15】オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語
2025.10.29
CONPETITION
このコンクールは、小規模な公共建築物を題材とした実践教育の場を提供することにより、将来の建築技術者の育成を図るとともに、永く府民に愛され親しまれる公共建築づくりを推進することを目的としています。
課題:大阪府営吹田桃山台住宅の集会所
テーマ:みどりと繋がる憩いの場
今年度の設計課題は、大阪府営吹田桃山台住宅(以下、「本住宅」という。)の集会所です。
本住宅は、吹田市の千里ニュータウンにあり、阪急千里線「南千里駅」から約550m及び北大阪急行「桃山台駅」より約600mの距離で、いずれの駅からも徒歩約10分の交通の利便性が高い地域に位置しています。
本住宅の周辺には、北側に吹田市道桃山台41号線を挟んでUR都市機構「千里竹見台住宅」、東側に民間共同住宅、そして西側に桃山台近隣センターがあり、高層の建物が多いものの、南側には桃山台小学校、もものき公園、にれのき公園があり、緑豊かな環境です。また、敷地内は車両動線と歩行者動線が区別されており、敷地周辺の南・東側は歩行者専用通路となっています。
現在、千里ニュータウンでは大規模な住宅団地の建替え等の時期を迎えており、1960年代前半に建設された本住宅も、住棟の建替え工事や造成工事、外構整備工事を逐次行っています。
今回課題となる集会所は、現在の大阪府営千里桃山台住宅集会所を計画地に移転建替え工事を行うものです。
また、計画地の東側より本住宅の建替え工事を進めており、西側では市街地再開発事業が予定されています。
現在の集会所は自治会による活動のほか、住民による室内運動や室内遊戯の場として利用されています。今回の建替え工事を契機に、集会所だけではなく、建物周囲や広場を含め、様々なコミュニティ活動の場としてより一体的に活用してもらえることを期待しています。
これらを踏まえ、本住宅の居住者が新しい集会所を利用するにあたり、住民間の多様な活動を支える場としての機能を備えるとともに、みどりと繋がる憩いの場となる集会所の提案を募集します。
大阪府内に所在する学校のうち、学校教育法の規定による工業高等学校(工科高等学校)・短期大学・工業高等専門学校・専修学校・各種学校及び、職業能力開発促進法に基づく高等職業技術専門校の建築関連学科※に在籍する学生・生徒であり、個人又は3名以下のグループ(共同制作)での応募とします。
※建築関連学科とは、建築学科・インテリアデザイン学科など、建築設計に関する授業を行っている学科を指します。
○第1部(高校生の部)
工業高等学校(工科高等学校)に在籍する生徒
○第2部(専修学校生等の部)
短期大学・工業高等専門学校・専修学校・各種学校及び、高等職業技術専門校に在籍する学生
応募登録:令和7年9月8日(月)午後2時から12月5日(金)午後5時
作品受付:令和8年1月5日(月)から1月13日(火)
入選発表:令和8年2月予定
入選作品展示:令和8年2月から3月予定
表彰式.プレゼンテーション:令和8年3月予定
作品返却:令和8年3月2日(月)から3月31日(火)
○審査委員長
角田 曉治(京都工芸繊維大学デザイン・建築学系教授)
○審査委員
下村 泰彦(大阪公立大学名誉教授)
木村 吉成(大阪芸術大学芸術学部建築学科准教授)
阿曽 芙実(阿曽芙実建築設計事務所)
小川 悟(大阪府都市整備部住宅建築局住宅経営室住宅整備課長)
淺尾 宏(大阪府都市整備部住宅建築局公共建築室長
第1部と第2部それぞれから2点以上を入選作品に選出します。ただし、奨励賞についてはこの限りではありません。
グランプリ作品については、今後、大阪府で事業化を想定しています。
グランプリ(1点)・・・賞状及び副賞 図書カード1万円分
準グランプリ(1点)・・・賞状及び副賞 図書カード1万円分
優秀作品賞(2点)・・・賞状及び副賞 図書カード5千円分
佳作(3点)・・・賞状及び副賞 図書カード2千円分
奨励賞(3点程度)・・・賞状及び副賞 図書カード千円分
※グランプリ作品の事業化時期については未定です。
※準グランプリに該当する作品の無い場合は、優秀作品を3点とします。
※副賞については、共同制作の場合であっても1作品分のみとします
大阪府
公益社団法人 大阪府建築士会
大阪府住宅供給公社